« もし、ブラジルが敗北するのなら、ここしかない | Main | やっぱりブラジル代表、敗れ去る »

July 02, 2006

23人のライオンと1人の愚か者、イングランド敗れる

ポルトガル0-0イングランド
(PK 3-1)

お互い、故障者やサスペンションで主力を欠き、攻め手を欠く展開になり、最後はPKによる結果になった。ポルトガルはスコラーリが就任してからは本当にタフなチームになった。しかし、早い時間帯での1トップのパウレタの交代は疑問。少し後から入った(パウレタ自体はウイングのシモンと交代)ポスチガでは役不足な感が否めなかった。なぜヌーノ・ゴメスではなく、ポスチガだったんだろう。それが試合がもつれる要因の1つだったのではないか。幸い、ベスト4では、サスペンションからデコが帰ってくるので、攻撃が単調になることもないだろう。

イングランドは相変わらず謎なルーニーの1トップ。このシステムなら、普通に1トップはクラウチだ。多分、この布陣が機能しないのはエリクソン監督も承知なのだろう。しかし、ちゃんとした控え選手を選出しなかった自分が悪い。自業自得だ。そして、自分で選出したウォルコットを結局、1度も起用しなかった。プロ経験もない若手をW杯という観光に連れて行く枠に余裕がある程、イングランドって強いの?本当にエリクソンのメンバー選出は愚かしい。もはや、エリクソンは名将から迷将に成り下がった。もう旧来のイタリア式の消極的な戦術はたくさん。その一方で選手はよく頑張ったと思う。
特に国際舞台ではイマイチと呼ばれていたベッカムはよく頑張った。今大会は彼の右足が何度もチームを救った。この試合では体調不良がピークに来て、途中交代を強いられたのは本当に残念。前の試合のことになるが、試合中に嘔吐してまでプレーを続けた姿はずっと人々の記憶に残ることだろう。もはや、8年前にシメオネに幼稚な報復行為をした男とは別人だろう。しかし、8年前のベッカムと同じような行為をしてしまったのが、ルーニーだ。彼については、あまり責める気はない。元々ああいうキャラクターだからね。それでも、あのカルバーリョへの踏みつけ攻撃はやり過ぎ。最もコンディションが万全じゃない上に、エリクソン監督の尻拭いをさせられるような形で慣れない1トップに据えられ、さぞストレスも溜まっていたことだろう。次回は万全な形で参加し、彼が活躍するのを見てみたい。そして、最後にランパード。確かに今大会は積極的にシュートを放ちながらも得点に結びつかず、それに対する批判も少なからずある。でも、よく考えて欲しい。ここ3年ほどはリーグ戦にフル出場を続け、それに加え、チャンピオンズリーグや代表戦がある。そんな殺人的スケジュールをこなしながら、更に活躍を求めろというのは、あまりにも酷は話。やはり、彼も1人の人間だということを改めて認識できた。ただ、これが来期からのコンディションに響かないかと、とても心配している。所属のチェルシーには、来期からはバラックが加入するので、ポジション争いが激化し、心が休まる暇もないだろう。
はぁー、イングランドは本当に残念だ。FWの選び方さえ間違えなければ、優勝できたかも知れない。そして、監督がエリクソンじゃなかったら・・・。

|

« もし、ブラジルが敗北するのなら、ここしかない | Main | やっぱりブラジル代表、敗れ去る »

スポーツ」カテゴリの記事

Comments

ルーニーがカルバーリョを踏んだ箇所は腹ではなく、股間だったんですね。私が見ていた中継が横方向から写していたので、しばらく気づきませんでした。どちらにせよ、ルーニーって奴は悪いやっちゃな・・・。

Posted by: azul-palazzo | July 03, 2006 01:06 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« もし、ブラジルが敗北するのなら、ここしかない | Main | やっぱりブラジル代表、敗れ去る »